システムアーキテクト試験 〜 「IT・パソコン資格試験情報ガイド」


IT・パソコン資格試験
システムアーキテクト試験
システムアーキテクト試験とは、高度IT人材として、情報システムまたは組込みシステム開発に必要となる要件定義、アーキテクチャ設計を行い、情報システム開発を主導する人材であるかを示す国家試験。
平成21年度から現在の呼称に変更されました(以前はアプリケーションエンジニア試験)。
応用情報技術者試験の1ランク上の試験で、専門的な知識を必要とする高度な試験。
情報処理の国家資格の中ではもっとも難しいレベル(レベル4)の資格試験です。
毎年1回、秋(10月)に実施されます。

受験資格
誰でも受験可能。

受験料金
5,100円(消費税込み)

申し込み方法
<インターネットでの申し込み>
情報処理技術者試験センターのホームページ(http://www.jitec.ipa.go.jp/)にアクセスし、手順に従って申し込みを行います。
<郵送での申し込み>
郵便局の貯金の窓口から受験手数料を払いこみ、封筒、願書に必要事項を記入して「簡易書留」で郵送します。

<団体経由申し込み>
10名以上の個人申し込みをまとめて行いたい場合、団体経由申し込みが可能です。
詳しくは情報処理技術者試験センターのホームページ(http://www.jitec.ipa.go.jp/)にてご確認ください。

試験日程
平成21年度のシステムアーキテクト試験は下記の日程です。

受験案内等配布開始
受付期間 7月13日(月)〜8月10日(月)
受付期間(インターネット) 7月13日(月)〜8月19日(水)
試験日(毎年10月の第3日曜日) 10月18日(日)
合格発表 12月下旬

試験内容
平成21年度のシステムアーキテクト試験は下記の内容です。

試験 出題形式 出題数 解答数 時間
午前T 多枝選択式
(四肢択一)
30問 30問 9:30〜10:20
(50分)
午前U 多枝選択式
(四肢択一)
25問 25問 10:50〜11:30
(40分)
午後T 記述式 4問 2問 12:30〜14:00
(90分)
午後U 論述式 3問 1問 14:30〜16:30
(120分)

<午前T>・・・30問×3点または4点=100点
 システムアーキテクト試験、ネットワークスペシャリスト試験、情報セキュリティスペシャリスト試験、ITサービスマネージャ試験との共通問題
テクノロジ系(IT技術)
 基礎理論(基礎理論、アルゴリズムとプログラミング)、コンピュータシステム(コンピュータ構成要素、システム構成要素、ソフトウェア、ハードウェア)、技術要素(ヒューマンインタフェース、マルチメディア、データベース、ネットワーク、セキュリティ)、開発技術(システム開発技術、ソフトウェア開発管理技術)

マネジメント系(IT管理)
 プロジェクトマネジメント(プロジェクトマネジメント)、サービスマネジメント(サービスマネジメント、システム監査)

ストラテジ系(経営全般)
 システム戦略(システム戦略、システム企画)、経営戦略(経営戦略マネジメント、技術戦略マネジメント、ビジネスインダストリ)、企業と法務(企業活動、法務)

<午前U>・・・25問×4点=100点 太字が重点分野
テクノロジ系(IT技術)
 コンピュータシステム(コンピュータ構成要素、システム構成要素)、技術要素(データベース、ネットワーク、セキュリティ)、開発技術(システム開発技術、ソフトウェア開発管理技術)

ストラテジ系(経営全般)
 システム戦略(システム戦略、システム企画

<午後>・・・午後T:2問×50点=100点 午後U:1問
「情報システム」
1.契約・合意に関すること
提案依頼書(RFP)・提案書の準備、プロジェクト計画立案の支援 など

2.企画に関すること
対象業務の内容の確認、対象業務システムの分析、適用情報技術の調査、業務モデルの作成、システム化機能の整理とシステム方式の策定、サービスレベルと品質に対する基本方針の明確化、実現可能性の検討、システム選定方針の策定、費用とシステム投資効果の予測 など

3.要件定義に関すること
ニーズの識別と制約事項の定義、業務要件の定義、新組織・業務環境要件の具体化、機能要件の定義、非機能要件の定義、スケジュールに関する要件の定義 など

4.開発に関すること
システム要件定義、システム方式設計、ソフトウェア要件定義、ソフトウェア方式設計、ソフトウェア詳細設計、システム結合、システム適格性確認テスト、ソフトウェア導入、ソフトウェア受入れ支援 など

5.運用・保守に関すること
運用テスト、業務及びシステムの移行、システム運用の評価、業務運用の評価、投資効果及び業務効果の評価、保守にかかわる問題把握及び修正分析 など

6.関連知識
構成管理、品質保証、監査、関連法規 など

「組込みシステム」
1.機能要件の分析、機能仕様の決定に関すること
開発システムの機能要件の分析、品質要件の分析、開発工程設計、コスト設計、性能設計、機能仕様のまとめ、関連技術 など

2.機能仕様を満足させるハードウェアとソフトウェアの要求仕様の決定に関すること
ハードウェアとソフトウェアのトレードオフ、機能分割設計、システム構成要素への機能分割、装置間インタフェース仕様の決定、ソフトウェア要求仕様書・ハードウェア要求仕様書の作成、システムアーキテクチャ設計、信頼性設計、リアルタイムOS など

3.汎用的モジュールの利用に関すること
モジュール化設計、再利用、構成管理 など


採点方式、配点、合格基準
採点方式は素点方式(正解した問題の配点を合計する方式)です。
午前T、午前U、午後T、午後Uの得点がすべて基準点以上の場合に合格となります。

時間区分 配点 基準点
午前T 100点満点 満点の60%
午前U 100点満点 満点の60%
午後T 100点満点 満点の60%
午後U -

※・・・設問で要求した項目の充足度、論述の具体性、内容の妥当性、論理の一貫性、見識に基づく主張、洞察力・行動力、独創性・先見性、表現力・文章作成能力などを評価の視点として、論述の内容が評価されます。また、問題冊子で示す“解答に当たっての指示”に従っていない場合は、論述の内容にかかわらず、その程度によって評価を下げられてしまうことがあります。

試験地
札幌、帯広、旭川、函館、青森、盛岡、仙台、秋田、山形、郡山、水戸、土浦、宇都宮、前橋、新潟、長岡、埼玉、千葉、柏、東京、八王子、横浜・川崎、藤沢、厚木、長野、甲府、静岡、浜松、豊橋、名古屋、岐阜、四日市、富山、金沢、福井、滋賀、京都、大阪、奈良、神戸、姫路、和歌山、鳥取、松江、岡山、福山、広島、山口、徳島、高松、松山、新居浜、高知、北九州、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、那覇
※試験地は、周辺の市町村を含みます。藤沢試験地は、小田原地区を含みます。

合格率
情報処理技術者試験センターにて発表されている、応募者数、受験者数、合格者数です。
※平成20年度以前はアプリケーションエンジニア試験の数値です。

年度 応募者数 受験者数 合格者数 合格率 合格倍率
平成21年 13,056
平成20年 11,318 7,327 825 11.3% 8.88倍
平成19年 11,629 7,328 785 10.8% 9.34倍
平成18年 10,945 6,505 632 9.7% 10.30倍
平成17年 12,394 7,223 533 7.4% 13.55倍
平成16年 19,776 10,741 759 7.1% 14.15倍
平成15年 20,733 11,125 811 7.3% 13.72倍
平成14年 22,957 12,202 835 6.8% 14.61倍
平成13年 24,913 13,375 990 7.4% 13.51倍


午前試験の免除
以下のいずれかの場合、本人の申請によってその後2年間、午前T試験が免除されます。
応用情報技術者試験に合格する
・いずれかの高度試験に合格する
・いずれかの高度試験の午前Tで基準点以上の成績を得る

その他
合格者の受験番号は情報処理技術者試験センター本部、支部またはホームページで確認できます。詳しくは情報処理技術者試験センター・ホームページをご確認ください。
■情報処理技術者試験センター
http://www.jitec.ipa.go.jp/



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